「慰霊と平和への祈り」
毎年8月2日、3日に開催される長岡まつり大花火大会。
迫力と鮮やかさで多くの皆さんを魅了する長岡花火ですが、花火大会の始まりに「慰霊と平和への祈り」という花火を3つ、静かに打ち上げます。永遠に忘れてはいけない戦災からの復興を成し遂げた先人への報恩感謝、そして争いのない世界平和実現への願いを未来に繋げていくという決意・想いを込めて打ち上げられます。
ミュージックスターマイン「輝き」
「長岡の輝く未来を米フェスから」をテーマに打ち上げます。
長岡市立希望が丘小学校の子どもたちが歌う公式テーマソング「輝き」に合わせて、子供たちの輝く笑顔や楽しそうに歌う情景が思い浮かぶようなミュージックスターマインです。
ミュージックスターマイン「HOPE TO THE FUTURE」
米フェス出演者(JUNNA、松下洸平、琴音、橋口洋平(wacci))の歌唱によるオリジナル曲 「HOPE TO THE FUTURE~未来へ~」が完成し、今年8月に開催された「長岡まつり大花火大会」のオープニング花火として打ち上げられました。
幾多の困難を乗り越えてきた長岡にはいつも傍に「花火」がありました。
希望、喜び、そして様々な禍を乗り越えようとする勇気・想いを紡ぎ、未来へ向けて躍進するお一人おひとりに贈る「エール花火」として今年誕生しました。
復興祈願花火「フェニックス」
2004年10月23日に発生した「中越大震災」から来年20年の節目を迎えます。故郷を復興させるために世代など分け隔てなく力を合わせて奔走したことを忘れず、また全国の皆さんからいただいた支援への感謝を伝えようと打ち上げ続けており、いまや「フェニックス」は長岡花火を代表する大切な花火となっています。
「幸せを運ぶ青い鳥」ブルーフェニックスはどこで飛ぶか・・・
毎年100万人以上の人々が集まる、日本三大花火大会の一つに数えられる長岡まつり大花火大会。
直径650mの大輪が華開く「正三尺玉」や打ち上げ幅約2kmに及ぶ「復興祈願花火フェニックス」など視界に収まりきらない大型花火の連続が魅力です。
一見華やかに見える長岡まつり大花火大会ですが、その起源は昭和20年8月1日の長岡空襲で亡くなられた方々の慰霊と長岡の復興を願って打ち上げられた花火です。
そのため、大花火大会の開催日は毎年8月2・3日に固定されています。
このように、長岡まつり大花火大会で打ち上げられる花火は、慰霊と復興、平和への祈りを込めて打ち上げている特別な花火で、長岡市民にとって大きな宝であり誇りです。
長岡花火に込められた想いは、時を重ねてもなお変わることなく、今を生きる長岡の人々の中にしっかりと受け継がれています。